ビクトリア州(VIC)は、温帯性気候に属し、ニューサウスウェルズ州と同じく、四季がある。最も小さい州であるが、人口は第2番目に多い。人口密度が一番高い都市化が進んだ州である。人口の約4分の1は海外で生まれた新移民であり、イタリア、ギリシャなどの南欧系からベトナム、中国などのアジア系まで様々な人種が住んでいる。州都のメルボルンは、シドニーに次ぐ第2の都市、市内を走るトラム(市電)が印象的である。毎年11月に開催される「メルボルン・カップ」のレース(競馬)の時間帯は、国の機能が一時停止するとも言われるほどの国民的イベント。州内には観光スポットも多く、約4億年かけて形成されたグランピアンは州で最も大きい国立公園、内陸中心地域には19世紀の中頃、世界中から一攫千金を夢見た人々が移動して来た金鉱山地帯がある。海岸線には、州が誇るグレート・オーシャン・ロードとサーフィンのメッカ、コアラやアザラシが生息するフィリップ島、この島のペンギンパレードは有名である。
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