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オーストラリアの国土は、日本の約21倍、世界で6番目に広い国であり、地球の最大の島で最小の大陸でもある。オーストラリア大陸の気候は、北部沿岸の熱帯雨林気候地域から中部沿岸の亜熱帯性気候と南部沿岸の温帯性気候地域があり、大陸内陸部には砂漠性気候地域がある。また、オーストラリア大陸は、長い海岸線で囲まれている。このためバラエティーに富んだ食材が生産されており、オーストラリアの食べ物は、近年、イギリス以外から移民が増えていることもあり多民族・多文化主義により、その種類も多くなり、オーストラリアの食生活を豊かにしている。
オーストラリア人の基本的な食べ物は、イギリス伝来のステーキやマトンなどの肉類とマッシュドポテトやエンドウ豆などの野菜類である。最近の健康意識の向上により赤身の肉類の消費が減り、ポークやチキンなどの白身の肉類、魚、穀物、新鮮な野菜の消費が増えている。近年のイギリス以外の移民の増加に伴い移民が持ち込んだエスニックな民族料理の普及が進み、イギリスと同様に食文化の発展途上国(後進国)であったオーストラリアは、現在では食べ物の種類の上では食文化の先進国の仲間入りを果たしているといえる。
オーストラリアの食べ物の食材は、その種類が多彩である。畜産品は、牛、子牛、羊、子羊、豚など。酪農品はチーズ、バターなど。家禽類は、チキン、ダック、七面鳥など。野菜の種類も豊富である。魚は、マグロ、タイ、シマアジ、コチ、ブリ、カツオ、キス、アジ、イワシ、イカ、タコなど約四千種類。甲殻類は、ロックロブスター(イセイビ)、プローン(クルマエビ)、シュリンプ(小エビ)、ロックオイスター(岩牡蠣)、アワビ、ホタテ、マッドクラブ(泥ガニ)、ザリガニなど。貝類は、アワビ、ホタテなど。マグロ、牡蠣、サケやホタテ貝などが養殖されている。日本人好みのシーフード(海鮮料理)の食材は、全てある。果実は、オレンジ、メロン、ブドウ、リンゴ、マカデミア・ナッツ、カシューナッツ、ポーポー(パパイヤ)、バナナ、パイナップル、マンゴ、ジャック・フルーツ、ガバ、アボカドなど。
オーストラリアの一般庶民が好む食べ物(タッカ−)は、ベジマイト、ミートパイ、ソーセジロール、パスティー、ダンパー、カーペットバッグステーキ、パヴロヴァ、バーベキューなどである。独特な奥地(アウトバック)の食べ物には、カンガルー、ワニ、トカゲ(ゴアナ)、バッファロー、ラクダのステーキがある。カンガルーテイルスープも美味い。ワニとトカゲは、チキンの味と間違えること間違いが無い。「オーストラリア」の管理人は、アウトバックを旅行中、太った50 cm位のゴアナを捕まえ、キャンプ・ファイヤーに放り込み、バーベキューの食材の一つとして食べた体験がある。腹が減っていれば何でも美味い。
オーストラリア先住民がアウトバックで採取するウィチェッティグラブ(カブト虫やガの幼虫、イモ虫)、ビリーゴートプラムなどの食べ物(ブッシュタッカ−)がある。ビリーゴート・プラムは、ビタミンCの含有量がレモンの12個分に相当し、世界で一番ビタミンCが多い果実である。日本からの観光客には、ウィチェッティグラブを余りお奨めできないが日本で蜂の子を食べた経験のある人は大丈夫かな。これって、オーストラリア先住民と日本人の共通点の一つ?
移民が持ち込んだ食べ物には、カラマリ(ギリシャ)、春巻き(中国)、サモサ(インド)などの民族料理もある。民族料理店は、中国、インド、フランス、イタリア、ギリシャ、日本、韓国、タイ、ベトナム、マレーシア、レバノン、インドネシア、スペイン等など盛り沢山。インド料理の「チャパティ」、スペイン料理の「チョリソ」や「ガスパーチョ」、マレーシア料理の「ラクサ」やインドネシア料理の「ナシ・ゴーレン」などについての食べ物の意味は、事前にチェックしておこう。
オーストラリア人は、ポテトチップス、チョコレート、クラッカーなどのスナック菓子が大好きである。「オーストラリア 菓子」は、オージー(オーストラリア人)が大好きなチョコレート、ビスケット、クッキー、クラッカーなどのスナック菓子を紹介します。Arnott's(アーノッツ)社が1964年に発売したTim Tam(ティムタム) は、オーストラリアで大人気のチョコレートビスケットです。
ミートパイ(meatpie)とポテトチップス
(c) 撮影者:管理人
■ オーストラリア州別の食材
オーストラリアの食材は、オーストラリア全国(全州)どこでも食べられるが、産地に近いと新鮮で美味しいことは世界各国と同じである。オーストラリアの各州を代表する食材を紹介する。
クイーンズランド州 - マッドクラブ(泥ガニ)、モートンベイバグ(ウチワエビの一種)、バラマンデイ(肺魚、食用淡水魚)、ヤビ−(ザリガニの一種)、プローン(クルマエビ)、シュリンプ(小エビ)、牛肉、各種フルーツ(特にトロピカルフルーツ)
ニューサウスウェールズ州 - ロックオイスター(岩牡蠣)、ジョンドーリー(鯛の一種)、マグロ、バルメインバグ(ウチワエビの一種)、牛肉、羊肉、米
ビクトリア州 - 牛肉、羊肉
タスマニア州 - クレイフィッシュ(イセエビの一種)、オーシャントラウト(紅鱒)、サケ、ホタテ、キングクラブ、バラクータ(カマス科の細長い魚)、リンゴ
ノーザンテリトリー(北部準州)- バラマンデイ、バッファロー肉、クロコダイル肉、ラクダ肉
南オーストラリア州 - クレイフィッシュ、サメ、羊肉
西オーストラリア州 - ロックロブスター(イセイビの一種)、アワビ、マロン(ザリガニの一種)、羊肉、エミュー肉
シーフード
ブリスベンのシテイホテルでのスモーガスボード(バイキング)
(c) 撮影者:管理人
■ 開拓時代の食べ物・飲み物
オーストラリア開拓時代の懐かしい食べ物・飲み物は、ダンパー(Damper)とビリーティー(Billy Tea)である。ダンパーは、当時、開拓者が小麦粉、水とバターを目分量で混ぜて鉄鍋に入れ、キャンプ地の残り火の上に置いて焼いた本当に素朴な味がするパンである。現在では、ダンパーを一般家庭で焼くことは普段ないが、友人を呼んだホームパーテーやバーベキュウではダンパーが非常に好評である。焼きたての熱いダンパーにバター、マーマレードや蜂ミチを塗って食べるとかなり美味い。ダンパーは、冷たくなると硬くなるので暖かいうちに食べるのが美味しい食べ方である。中級以上のレストランでは、ダンパーを置いてある場合もあるので食事のときはブレッド(パン)の代わりにダンパーを頼んでみよう。値段は普通のブレッドより少々高めである。勿論、オージーは、ブレッドよりダンパーを好んで注文する。
ビリーティーは、開拓者がキャンプ地でコーンビーフの缶詰を食べた後、その空き缶に取っ手を付け、キャンプファイヤーでお湯を沸かし紅茶の葉を入れて作る紅茶である。作り方は、紅茶の葉を入れた直後に缶の取っ手を持ってグルグル回し、遠心力で紅茶の葉を缶の底に沈める。オージー流に言えば、缶の大きさ、紅茶の葉の量、回す半径、回す回数とそのスピードによって紅茶の味が違うとか。キャンプ地では、ビリーティー談義でいつも盛り上がる。沸いた湯の入っている缶をグルグル回す危険な作り方なでので慣れたオージーに頼もう。因みに、コーンビーフ缶のビーフが短縮されビリーになった。「註、開拓時代のコーンビーフの缶詰は、フランスから輸入されており、フランス語では、ビーフ(Beef)をBoeufと綴り、これがBullyから Billyになったという説もある。」 現在は、一般家庭のホームパーテーでも伝統的なビリーティーを飲めるチャンスは少ない。レストランでビリーティーを注文すると運が良ければビリーティーというブランドの紅茶が出てくる。スーパーでは、ビリーティーの紅茶パックを購入できる。
■ 伝統的な食べ物 ベジマイト
オージーにとって欠かせない伝統的な食べ物の一つにパンやトーストに塗って食べるベジマイト(Vegemite)がある。ベジマイトは、お湯に溶かしてスープとしても飲めるし、幼児にミルク代わりに与えるオージーもいる。日本人には、味噌と醤油が必需品であると同じようにオージーが海外旅行をするときに必ず携帯するのが小瓶のベジマイトである。オージーに日本の納豆を食べさせると2日も履いた靴下と同じくらい臭いというが我々日本人が初めてベジマイトを食べると誰もが「臭い」、「塩辛い」、「不味い」と言う。しかし、食べなれると何故かまた欲しくなる不思議な食べ物である。ベジマイトを参照。
■ モダンオーストラリア料理
宗主国のイギリスと同様に食文化の発展途上国(後進国)であったオーストラリアは、近年のイギリス以外の移民の増加に伴い、その移民が持ち込んだエスニックな民族料理のレストランの普及もあり、バラエティに富んだ料理を楽しめる。オーストラリアのシェフは、1980年代の初めのころから豊富で新鮮なオーストラリアの食材と世界各国のエスニック料理の美味さをマッチングし、シェフの新しい発想による味付けをしたモダンオーストラリア料理を提供する。中級からトップクラスのレストランは、フレンチ風の盛り付けをした料理を出すが、実はこれがモダンオーストラリア料理である。現在では、オーストラリアは、食文化の先進国の仲間入りをしている。
シーフード(海鮮料理)
(c) 撮影者:管理人
■ オーストラリアのファーストフード
オーストラリアの食べ物の中で伝統的なファーストフードは、ミートパイ(meat pie)、ソーセージロール(sausage roll)、パスティー(pasty、pastie)フィッシュアンドチップス(fish and chips)、オージーハンバーガー(Australian Hamburger)とステーキサンドイッチなどである。オージーバーガーと他のハンバーガーとの違いは注文するときに頼む具である。オージーバーガーを"Hamburger with the Lot"と注文するとレタス、トマト、チーズ、赤カブ(beetroot)、炒めた玉ねぎ、ベーコン、目玉焼き、パインナップルの具が山盛りのハンバーグを食べることができる。ステーキサンドイッチは、名前のとおりトーストにバーベキューソースをかけたステーキを挟んでくれる。この他、中華料理、インド料理やアジアン料理などの料理店では、席につかないで料理を注文してテークアウエー(take-away)として持ち帰ることができる。
アメリカのファーストフードのチェーン店もオーストラリアに進出しており、McDonald's、KFC、Pizza Hut、Domino's Pizzaなどは、オーストラリアの田舎の町でも目立つ看板が立っている。ドライブ中は、ドライブスルー(drive through)のある店は便利である。
街の郊外に出店する大型のアメリカのファーストフード店に対抗するかのごとく市内や観光地では、フードコート(food court)に中華料理、アジア料理、南欧料理、日本料理などのテークアウエー店が軒を並べ、ランチタイムはオフィスワーカーや観光客で賑っている。オージーの間では、最近、ケバブの人気が高く、オーストラリアのトップファーストフードになりつつある。残念ながらオーストラリアのファーストフードを代表するといわれるミートパイショップは隅のコーナーに追いやられている。ファーストフードの食べ物にも流行があるようで・・・
フィッシュアンドチップス(fish and chips)
ティンカン・ベイのテイクアウエイショップ(シーフード)で購入
(c) 撮影者:管理人
「オーストラリア」の管理人がオーストラリア旅行中に食べるファーストフードについては、「オーストラリア ファーストフード」を参照。
■ オーストラリアの食事
一日3回食べるオージーの食事は、基本的に欧米の食事と同じである。朝食には、軽いヨーロッパ式朝食と普通の英国式朝食があるが気候の暖かい地域では軽い朝食、冷涼な地域では重い朝食を食べる傾向がある。軽い朝食は、ジュース、フルーツ、穀物食(cereals)、トースト、コーヒーか紅茶である。重い朝食は、ジュース、フルーツ、穀物食、ベーコン、タマゴ、ソーセージ、マッシュルーム、トマト、ビーンズ、トースト、コーヒーか紅茶である。トーストは、バター、マーガリン、ジャム類やベジマイトを塗って食べる。
昼食(ランチ)は、一般的にサンドイッチである。サンドイッチに挟む具は、ハム、チーズ、コールドミート、サラダ、ベジマイト、ピーナッツバターなどである。
夕食(デナー)は、オージーの主食であり、出来る限り家族一緒に食べる。家族の好みや家族の背景(移民の国であるから祖国)によって違うが概ねスープ、オーブンで蒸し焼きした肉類、野菜類、ブレッド(パン)、デザート、コーヒーか紅茶である。野菜類は、新鮮なサラダ、茹でた野菜、蒸し焼き野菜である。この他、パスタ類、カサロール(casseroles)なども夕食に食べる。
朝食
ベーコン、エッグと焼きトマト
ブリスベン市内のオープンテラスレストラン(歩道)で食べた朝食
(c) 撮影者:管理人
夕食
オープンステーキサンドイッチ
宿泊したモーテルのルームサービス
(c) 撮影者:管理人
「オーストラリア」の管理人がオーストラリア旅行中に食べるオーストラリアの食べも物については、
■ オーストラリア 朝食
■ オーストラリア 昼食(ランチ)
■ オーストラリア 夕食(デナー)
■ オーストラリア ファーストフード
■ オーストラリア 菓子
などでオーストラリアの食べ物情報を写真で掲載。
■ オーストラリアの家庭料理
ただ今、準備中
■ オーストラリアのバーベキュー
オーストラリアの家庭は、週末に家族や友人達と屋外でバーベキュー(Barbecue、BBQ、Bar-B-Que、Barbie)を楽しむ。木、木炭やプロパンガスを燃やして暖めた鉄板の上で肉類(ステーキ、ポーク、羊肉など)、ソーセージ、玉ねぎを焼き、トマトソースをかけ、ブレッド(パン)に挟んで食べる。勿論、ビールも欠かせない。公園やビーチにもコインで使用できるバーベキュー場があるので観光客もスーパーでバーベキュウセット(肉と野菜のパック)を買いオージーバーベキューを満喫できる。
■ オーストラリアの食材英語
ただ今、準備中
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