キャンベラ (Canberra) は、オーストラリア首都特別地域(Australian Capital Territory、ACT)の北部にあり、シドニーから約300 km南西、メルボルンから約650 km北東に位置するオーストラリア連邦の首都である。キャンベラは、各々が強力な自治権を有する6州と2特別地域で構成されるオーストラリア連邦を統括する国家行政の中心地である。キャンベラの人口は323,004人(2003年)で、オーストラリア第8位の都市であり、オーストラリア大陸の内陸部都市としては最大である。首都名の「キャンベラ」は、地元のオーストラリア先住民のアボリジニ語に由来し、「Meeting Place、出会いの場」を意味する。
オーストラリアは、1901年1月1日にオーストラリア憲法が発布され、イギリスから独立し、現在の6州から成るオーストラリア連邦が誕生した。オーストラリア連邦の成立とともに首都を設置することになり、候補地の中でシドニーとメルボルンが首都争いで激しく対立したため、その打開案としてメルボルンとシドニーとの間に直線を引いたほぼ中間地点の土地を1908年に首都と決定した。 この土地は、1913年にキャンベラと命名された。1927年に臨時首都のメルボルンからキャンベラに遷都され、1929年に初めて国会が開かれ、キャンベラは名実共にオーストラリア連邦の首都になった。
1911年に首都の設計・建築が国際公募され、1912年に最終3候補者の中から米国シカゴの建築家ウォルター・バーリー・グリフィン(Walter Burley Griffin)の設計が採択された。サークルを中心に同心円状道路と放射状道路によって街が設計されたキャンベラの建設は、1913年に開始され、1960年に概ねその人工・設計都市を完成した。キャンベラの街は、建築家ウォルター・バーリー・グリフィンの名をつけた人工湖のバーリー・グリフィン湖を中心に建築され、国会議事堂を頂点とした三角形の内側に形成されていて、北の「シティ・ヒル(City Hill)」、南の「キャピタル・ヒル(City Hill)」に分かれる。シティ・ヒルは、商店・住宅・スポーツなどがある市民生活の場であり、キャピタル・ヒルは、国会議事堂を中心に各国の大使館等公共施設がある行政地域である。
バーリー・グリフィン湖の湖畔の近くに国会議事堂、国立図書館、最高裁判所、国立図書館、最高裁判所、国立美術館、そして壮大なオーストラリア戦争記念館など、オーストラリアでも最も重要な建築物が数多く立ち並んでいる。これらの公共施設と宇宙衛星追跡基地、天体観測所、自然保護区などがキャンベラの名所である。オーストラリア戦争記念館では、第1、第2次世界大戦に関する展示物が多くあり、日本との関わり合いを学べる。また、オーストラリア戦争記念館の裏にあるマウントエインズリーからはキャンベラ市内を一望する事ができる。
Google Mapsから「オーストラリア国会議事堂」、キャンベラ、首都特別地域の衛星写真、地図、衛星写真と地図のハイブリッドを表示できます。
キャンベラとキャンベラ周辺の地図と航空写真は、「キャンベラ 地図 航空写真」で閲覧できます。キャンベラの玄関口は、「オーストラリア キャンベラ空港」です。キャンベラの街歩きは、Google Mapのストリートビュー「キャンベラ」で行えます。キャンベラからのドライブは、「オーストラリア 道案内」で経路や所要時間を検索できます。
キャンベラには、日本政府の在オーストラリア日本大使館があり、その位置は、「在オーストラリア日本国大使館 地図」で表示できます。
オーストラリアの概要については、「オーストラリアの基本情報」に纏めてあります。
キャンベラ
キャンベラ 国会議事堂
キャンベラ バーリーグリフィン湖
キャンベラ マウント・エインズリー